令和6年3月 定例会(第1回)
令和6年3月6日 (一般質問)
豊泉正人 (健政会)
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1.学校給食について
1.学校給食について
(1)給食食材について
a.食材調達に対する基本的な市(給食センター)の考えをお示しください
b.直近の食材費用の推移について具体的にお示しください
c.食材等の価格高騰による影響についてお示しください
d.食材費高騰に対する市の考え方(給食費値上げや補助などを含めて)についてお示しください
e.価格高騰による食材の選定基準あるいは方針に変更があるようでしたらお示しください
(2)地産地消の取り組みについて
a.「学校給食における地場産物を活用した取り組み等を増やす」事に対する具体的な取組についてお示しください
b.地場野菜の使用割合や傾向についてお示しください
c.地場野菜使用における課題がありましたらお示しください
d.どうあれば地場野菜をさらに積極的に利用できるのかお示しください
(3)食育の取り組みについて
a.「食文化(郷土料理や家庭料理など)への理解増進」に対する取り組みについてお示しください
b.最近の小中学生に対する(給食等)食育での成果や課題をお示しください
c.食育における家庭(児童・保護者)との連携についてお示しください
d.今後の食育に関する取り組みやイベントについて具体的な計画などがありましたらお示しください
(4)給食残渣について
a.給食残渣の状況と処理状況についてお示しください
b.給食で食べ残しを減らすための対応や工夫についてお示しください
―――質問と答弁の要旨―――
◆給食で地産地消の推進
Q1 地場野菜(市内産を含む埼玉県産)の使用割合は。
A1 学校給食で使用する野菜は、可能な限り狭山市産を含めた埼玉県産を使用するようにしている。例えば、かぶ、枝豆、里芋、小松菜、ブロッコリー、水菜はおおむね100%、ほうれん草は87.1%、チンゲン菜は84.7%、なすは78.5%を使用している。
◆生きた食材(給食)での食育推進
Q2 最近の小中学生に対する給食などにおいて、食育での成果や課題は。
A2 成果としては、小中学校の給食時間に栄養教諭などが訪問し、紙芝居を使いながらバランスよく食べることの大切さを伝えたり、家庭科の授業や調理実習にゲストティーチャーとして参加するなど、学校と連携を図りながら食育の推進、食に関する感謝の心を育めたことである。課題としては、日常生活の基盤となる家庭における食事の大切さへの理解や、食習慣の形成などが挙げられる。
◆給食における循環・環境への配慮
Q3 給食残渣について、その処理状況は。
A3 白飯以外の給食残渣の年間量は約14 万5,000kgである。回収した残渣は堆肥としてリサイクルしており、今年度は約3,400kgの堆肥ができ、希望する各小中学校に配付し、有効活用を図っている。
◆食材価格高騰でも変わらない安全・栄養価・地産地消
Q4 給食食材の価格高騰による食材の選定基準、方針に変更は。
A4 一部の食材においては、使用部位やサイズの変更等を行っているが、食品衛生法に基づく基準の順守はもとより、安全性、栄養価、地産地消の推進などを考慮しながら物資の選定を実施しており、市の食材の選定及び調達において基準の変更はない。