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一般質問要旨

会議名

令和6年3月 定例会(第1回)

質問日

令和6年3月6日 (一般質問)

議員名

菅野淳 (創造)
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通告内容

1.こども支援

質問要旨

1.こども支援
(1)ヤングケアラー対応
a.狭山市においてヤングケアラーへの対応はいつからどのように行ってきたか
b.アンケート調査を実施したが、厚生労働省が実施した設問項目と同一にしたのは何故か
c.アンケート調査を記名式にした理由は
d.調査の結果「世話をしている家族がいる」と回答した数は
e.調査の結果を受けてヤングケアラーの存在についてどのように認識したか
f.厚生労働省が行ったアンケート調査と比較して狭山市の結果はどうだったのか
g.今回のアンケート調査はこども支援部と学校教育部の合同実施とのことだが、教育という観点から今回のアンケート調査の目的は
h.聞き取り調査を行ったとのことだが、どういった内容で行ったか
i.その聞き取り調査の結果、ヤングケアラーに関してどういったことが課題として見えてきたか
j.学校としてヤングケアラーに対してどのような対応を実施してきたか
k.児童生徒へのヤングケアラー対策の授業や勉強会、講演会及び教員への研修会の現状は
l.無理にヤングケアラーを顕在化しようとすると逆に見つけにくくなる傾向があるが、それにどう対処していくか
m.ヤングケアラーを見つけ出すためにはどのような対応を考えているか
n.市としてSNS相談窓口を新たに設置していくことは考えているか
o.啓発活動を行っていく計画は
p.今後の方針の中で、ヤングケアラー支援に重層的支援会議を活用する、とあるが具体的にどう活用していくのか。


―――質問と答弁の要旨―――
◆要保護児童対策
Q1 ヤングケアラーとは「本来、大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども」と定義され、そうした子どもには支援が必要だが、これまでの対応は。
A1 子どもが過度に家族の世話を行わなければならない状況を、児童虐待のリスクと捉え、以前より、要保護児童対策地域会議において対応している。また、令和4年にアンケート調査を実施し、実態把握に努めた。
◆児童生徒、教職員、保護者への理解促進
Q2 アンケート調査により、一定数「世話をしている家族が居る」と回答している児童・生徒の存在が明らかになったが、見えてきた課題は。
A2 ヤングケアラーを早期発見できるようにすること、将来、ヤングケアラーになる可能性もあることを認識できるように児童生徒、教職員、保護者への理解の促進をしていくことが課題である。
◆啓蒙啓発で認知度を高めることが先決
Q3 まずは、ヤングケアラーを正しく理解することが求められるが、その対策は。
A3 「 ヤングケアラー支援スタートブック」や「ヤングケアラーハンドブック」などを活用した啓発と、必要に応じて学校に啓発資料を掲示するなどの協力を依頼していく。

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