令和6年3月 定例会(第1回)
令和6年3月7日 (一般質問)
田中寿夫 (無所属)
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1. 公務災害
2. 旧中央公民館跡地事業
1. 公務災害
(1)発生の状況
a.平成10年度からこれまで発生した公務災害の件数は。
b.重傷、死亡事故で公務災害不認定だったものは。
c.平成23年の議員控室で発生した事故内容は。
d.この事故で死亡した職員の公務災害認定は。
e.平成29年、市庁舎7階から落下し死亡した職員の公務災害認定までの期間は妥当だったか。
f.平成29年の職員の死亡に係る業務実態調査委員会からの要望書はどのような内容だったか。
g.脚立落下事故がこれまで何件発生し、事故防止対策はどのようにとってきたか。
h.昨年12月の危機管理課職員の作業に対する所属長の危険度の認識は。
i.今年1月の全員協議会では市長から事故発生報告があったが、その後の経過と組織として公務災害を撲滅推進するための会議及び職員に対する周知は行ったか。
(2) 公務災害撲滅と周知・安全教育
a.公務災害の周知と職員に対する安全教育について市長の考えは。
2. 旧中央公民館跡地事業
(1) 契約の履行
a.にぎわい広場の整備の進捗状況は。
b.テナントの入居状況は。
c.事業提案通り実施されているか。
d.現在整備済みと未整備の内容は。
e.事務引継書は順守されているか。
f.事業者提案内容の進捗状況と未実施の報告状況は。
g.市は事業者提案の履行をこれまでどのように求めたか。
h.履行期限まであと3年、当初計画されていたにぎわいづくり拠点の進捗状況はいつ検証するのか。
―――質問と答弁の要旨―――
Q1 平成23 年7月29日の午後、市議会議員控室を訪問した当時の商工業振興課の担当課長が議員控室入口で倒れ救急車で病院に搬送された件の内容は。
A1 当時の商工業振興課の担当課長が意識を失い、医療機関に搬送されその後死亡したが、記録がないため詳細は不明である。
Q2 職員は執務時間中に救急車で搬送された後に死亡したが、記録に残していないのはなぜか。勤務中の事故であれば発生した時刻、発生状況、周囲からの聞き取り調査を行い記録に残すことは当然だと考えるがいかがか。
A2 公務災害の請求意思の決定は本人及び家族である。結果として公務災害の請求がない場合は、詳細状況の確認や聞き取り調査まではご遺族への配慮とプライバシーに立ち入る必要性がないため記録として残していない。
Q3 当時、議員控室には複数の議員が残っており、他会派も含め複数の議員もこの状況を把握していた。当然、議会事務局や議長もその状況を把握しており、ヒアリングを行えば状況は判明したはずだが、なぜ公務災害として扱わなかったのか。
A3 公務災害の請求は、請求を前提とした請求主義を取っている。その請求がない場合には記録に残していない。公務災害の認定は地方公務員災害補償基金が関係法令などに基づき災害が公務に関連して発生したものか検討するものであり、勤務時間中に発生した急病が全て公務災害として認められるとは限らない。