令和6年6月 定例会(第2回)
令和6年6月14日 (一般質問)
町田昌弘 (健政会)
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1.所有者不明土地
2.公式イメージキャラクター
1.所有者不明土地
(1)地籍調査との関連
a.地籍調査において、不動産登記簿のみでは所有者の所在が判明しなかった過去5年間の土地の割合。
b.5年間の数値の変化についてどのようにお考えか。
c.所有者不明土地が地籍調査に及ぼす影響、問題点等があれば説明を。
(2)固定資産税との関連
a.所有者不明土地に係る固定資産税の過去5年間の課税件数。
b.5年間の数値の変化についてどのようにお考えか。
c.所有者不明土地に係る固定資産税の過去5年間の課税額。
d.5年間の数値の変化についてどのようにお考えか。
e.相続登記がなされていない土地に対する課税は、どのように実施されているのか。
f.相続登記がなされていない土地の課税に対する納税状況。
g.所有者不明土地が固定資産税の課税に及ぼす影響、問題点等があれば説明を。
(3)所有者不明土地の問題点
a.近隣地の雑草や、樹木の枝が道路等に越境する等、所有者不明土地が関係した相談や問合せがあった場合の対応について説明を。
b.公共事業において所有者不明土地を起因とした業務停滞等が生じた事例があるか。
(4)今後の市の対応
a.今回の法改正について、国・県よりどのような説明があったのか。
b.所有者不明土地の解消に向けて市はどのような対応を行っていくのか。
2.公式イメージキャラクター
(1)七夕の妖精おりぴぃ
a.「おりぴぃ」誕生の経緯は。
b.「おりぴぃ」の活動内容について説明を。
c.「おりぴぃ」の誕生当初から現在に至るまでの活動内容に変化が生じている点があるか。
d.「おりぴぃ」の画像を使用する際の手続きは。
e.「おりぴぃ」の画像の使用許可申請件数の推移は。
f.「おりぴぃ」の着ぐるみを使用する際の手続きは。
g.「おりぴぃ」の着ぐるみの貸し出し件数の推移は。
(2)市制70周年事業
a.「おりぴぃ」の活躍で、市制70周年事業を盛り上げることができると考えるが、活用予定は。
b.市制70周年事業の一環として、新キャラクターの公募を検討したらいかがか。老若男女に愛される身近な存在である「ゆるキャラ」公募で、何より70周年事業を盛り上げる話題を提供できると考えるが、ご見解は。
(3)今後の戦略
a.今後、狭山市の公式イメージキャラクターはどのような効果を期待してどの様な戦略をたてて活動していくのか。
―――質問と答弁の要旨―――
◆ どう対応?相続登記がなされていない土地への課税
Q1 所有者不明土地が固定資産税の課税に及ぼす影響、問題点などは。
A1 固定資産税の課税業務において、相続人の調査に多大な時間と労力を要しており、また、所有者不明土地が増加することで課税保留による固定資産税の減収も課題となっている。
◆管理されず放置されている土地への近隣住民の不安
Q2 所有者不明土地の雑草や樹木の枝が道路に越境するなど、相談があった場合の対応は。
A2 登記簿により所有者を調べ、所有者の所在が確認できない場合には、住民票、戸籍などの追跡調査を行い、土地所有者を特定し、対象となる土地所有者への通知などにより、剪定処置を依頼している。地権者が特定できず、道路管理上危険があり、緊急を要する場合は、民法第233条、竹木の枝の切除及び根の切り取りの規定により剪定を行う場合もある。
◆「おりぴぃ」の活躍で多くの人に癒しを
Q3 市制70周年事業での「七夕の妖精おりぴぃ」の活用予定は。
A3 「 おりぴぃ」のLINEスタンプやキーホルダーなどを製作する予定となっている。また、狭山市駅前広場の歩道部に「おりぴぃ」をデザインしたマンホール蓋を設置する予定となっている。
◆所有者不明土地の増加は私たちに突き付けられた新しい課題
Q4 所有者不明土地の解消に向けて、どのような対応を行っていくのか。
A4 全国的に増加傾向にある所有者不明土地に係る課税上の課題に対応するため、国の法制度に則して相続登記の申請義務化や相続土地国庫帰属制度の周知を図るとともに、引き続き所有者及び相続人の調査に注力し、適正かつ公平な課税及び税収確保に努めていく。
◆「おりぴぃ」の兄弟姉妹、お父さんお母さん、お友達がいたら、活動の幅が広がるのでは
Q5 市政70周年事業の一環として新キャラクターを公募してみては。
A5 おりぴぃは、イベント等に出演した際には子どもたちに取り囲まれるなど、多くの市民に愛されており、引き続き市のイメージキャラクターとして活躍してもらいたいことから、現時点において、新キャラクターの公募につきましては考えていない。