令和6年6月 定例会(第2回)
令和6年6月14日 (一般質問)
三浦和也 (健政会)
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1.カスタマーハラスメント対策
2.入曽駅周辺整備
1.カスタマーハラスメント対策
(1)市役所等の現状について
a.市民から市職員に対するカスタマーハラスメントについて、市役所等における実態は。
b.カスタマーハラスメントを未然に防ぐ取り組みを、現在どのように行っているのか。
c.カスタマーハラスメントと見られる行為があった場合、現在行っている対応は。(その場での対応、その後の対応)
d.過度な要求に毅然と対応し、市職員を守るために、警察等外部の関係機関とどのように連携を行っているのか。
e.カスタマーハラスメントによる被害は。また、メンタルヘルスケア等の対処は。
(2)今後の対策について
a.条例案の作成や広報での周知など、カスタマーハラスメントを未然に防ぐために、新たに実施を検討していることはあるか。
2.入曽駅周辺整備
(1)旧駅舎の解体撤去について
a.令和7年度に、入曽駅の旧駅舎となる部分(東口・西口・跨線橋等)を解体し撤去することになっているが、旧駅舎の解体計画はどのようになっているのか。
b.旧駅舎(東口・西口)の解体撤去後、その跡地の利活用について、鉄道事業者の意向を市は把握しているのか。
(2)駅西口周辺整備について
a.市道B第661号線の拡幅整備について、整備を予定している具体的な内容と時期については。
b.市道B第661号線の拡幅整備について、実現のめどは立っているのか。
―――質問と答弁の要旨―――
Q1 市として、カスタマーハラスメントを未然に防ぐ取り組みを、現在どのように行っているのか。
A1 庁舎内には防犯カメラや通話が録音できる装置を備えている。また、職員提案により、窓口などにカスタマーハラスメント防止のポスターを掲示し、来庁者に広く啓発をしている。職員への対応は、狭山市不当要求行為等対応マニュアルを整備し、説明責任や不当要求行為の防止に向けた具体的な行動基準を示している。また、職員の個人情報がSNSなどインターネット上において拡散や悪用されることを防ぐため、本年4月1日から、職員の名札の表記を従来のフルネームから名字のみに変更した。
Q2 過度な要求に毅然と対応し、市職員を守るために、警察など外部の関係機関とどのように連携を行っているのか。
A2 職員が暴行や傷害など身体的な攻撃を受けた場合は、即座に警察に通報している。また、カスタマーハラスメントなどで犯罪に該当する可能性がある場合は、顧問弁護士や警察と連携し、必要に応じた法的措置を講じる体制を整えている。
Q3 カスタマーハラスメントによる被害は。また、メンタルヘルスケアなどの対処は。
A3 長時間や複数回にわたるカスタマーハラスメントは、職員の精神的・肉体的な負担を増大させるだけではなく、本来の業務に支障を来すことが多々ある。メンタルヘルスケアなどの対処では、基本的には所属長などによるケアを実施し、職場内での相談やサポート体制を整え、職員が一人で悩みを抱え込まないようにしている。
◆入曽駅周辺整備 市道B第661号線について
Q4 市道B第661号線の拡幅整備について、整備を予定している具体的な内容と時期については。
A4 整備を進めている入曽駅西口駅前広場に接続する市道B第661号線については、現在の道路幅員約6メートルから両側ともに2.5メートルの歩道を含め、12メートルに拡幅する計画であるが、対象権利者との協議が必要なことから、具体的な時期は申し上げられない。
Q5 市道B第313号線から市道B第661号線を通り、新しい駅西口ロータリーまでの間は、特に朝夕の通勤通学時間帯には、送迎の車と歩行者や余裕もなく頻繁に行き交うことになるが、車の安全運転と歩行者の安全通行の確保について、どのように考えているのか。
A5 市道B第661号線については、西口駅前広場の供用に当たり、歩行者などの安全に配慮するため、埼玉県警察本部と協議を行い、路側帯の標示や注意喚起の路面標示、各種安全施設の設置など安全対策を講じ、対応する予定である。