令和6年6月 定例会(第2回)
令和6年6月18日 (一般質問)
丸橋ユキ (無所属)
録画を再生
1.サピオ稲荷山
1.サピオ稲荷山
(1)狭山市ふれあい健康センターPFI(RO 方式) 事業基本構想(案)全般
a.パブリックコメントではどんな意見がどれだけ集まったか。
b.パブリックコメントへの感想は。
c.基本構想(案)について市民や地域住民への説明はどのようにどれだけ実施したか。
d.プールや温浴施設を廃止した後、余熱はどのように利用するのか。
e.「日常生活に運動を取り入れやすい『移動』と『遊び』に着目した全世代型」とは何か。
f.市民の意見は基本構想(案)を作る段階で募集するべきだったのではないか。
(2)受益者負担割合
a.近年のサピオ稲荷山の受益者負担割合とコロナ禍の影響をどう考えるか。
b.行政の事業に受益者負担割合という概念はそぐわないのではないか。
c.なぜサピオ稲荷山に限って受益者負担割合に注目するのか。
d.サピオ稲荷山のプールは「民間でもできる」とは言えないのではないか。
(3)利用者の利便性
a.障害者や介護者も利用できる公営プールの意義についてどう考えるか。
b.プールのバリアフリー化を進めることへの考えは。
c.幅広い市民に利用されるために何をどう取り組んできたのか。
(4)広域行政
a.近隣市でプールが減っている中、サピオ稲荷山のプールの価値をどう捉えているか。
b.市外の人がサピオ稲荷山を利用することについてどう考えているか。
c.公共施設の再編計画についてダイアプラン構成市等、近隣自治体と協議することへの考えは。
(5)利用料金等
a.利用料金の見直しは検討をしたか。また、見直すことへの考えは。
b.年間フリーパス等の発行についての考えは。
c.サピオ稲荷山のプールを廃止した場合、民間プール施設利用助成等をすることへの考えは。
(6)健康増進効果
a.水泳で期待される健康効果が、e スポーツで得られるか。
(7)子どもの水泳
a.学校の水泳授業でサピオ稲荷山のプールを利用することへの検討は。
b.狭山の未就学児、小中学生はどこで泳げばいいか。
―――質問と答弁の要旨―――
◆共感・理解を得るために大切な市民参加
Q1 市民の意見は、ふれあい健康センターPFI(RO方式)事業基本構想(案)をつくる段階で募集すべきだったのでは。
A1 基本構想(案)を策定する前に市民への意見聴取は行っていない。基本構想(案)は、今後のサピオ稲荷山の在り方に関する市の基本的な考え方を取りまとめて整理したものであり、まずは案を示し、市民からの意見を参考にして、最終的な基本構想を決定することとしている。
◆貴重になりつつある公営屋内プール
Q2 近隣市でプールが減る中、サピオ稲荷山の屋内プールの価値をどう捉えているか。
A2 多くの方々の健康増進と交流促進に寄与してきたものと認識しているが、入間市の中央公園プールや県営のさいたま水上公園プールが施設の老朽化などを理由に廃止されており、同様の課題を抱える本市においてもプールを継続することは困難であると考えている。
◆余熱利用施設という位置付けはどうなる?
Q3 プールや温浴施設を廃止後、稲荷山環境センターの余熱はどう利用するのか。
A3 民間事業者に、余熱を有効に活用できる提案を要求していきたい。
Q4 サピオ稲荷山のプールでやっていることは、民間でもできると言えないのではないか。
A4 サピオ稲荷山のプールは、25メートルが8コースあり、うち2コースは子ども用として踏み台により底上げがされているが、このような施設は民間でも同様に提供されている。また、障害者用スロープについては、市内の民間の施設には設置されていないが、狭山台体育館のプールには設置されており、夏季期間限定ではあるが使用することができる。
Q5 障害者や介護者も利用できる公営プールの意義についてどう考えるか。
A5 障害者やその介護者が利用できる公営プールについては、健康増進と相互交流の促進を図り、地域社会とのつながりを深めることができ、共生社会の実現に寄与するものであると考えている。