令和6年6月 定例会(第2回)
令和6年6月18日 (一般質問)
田中寿夫 (無所属)
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1.狭山市ふれあい健康センター(サピオ稲荷山)
1.狭山市ふれあい健康センター(サピオ稲荷山)
(1)サピオ稲荷山
a.現在の施設の内容は。
b.老朽化で更新計画はあるのか。その計画の内容は。
c.狭山市ふれあい健康センター PFI(RO方式)事業基本構想(案)について4月1日からHPでパブコメを行っているが、その目的は。
d.同基本構想(案)の中でプール、温浴機能の廃止としているが、その理由は。
e.健康増進施設として設置した経緯は。
f.設置にあたっての地域住民との約束はどうだったか。
g.パブコメを出す前に議会や地域住民に対し丁寧な説明と同意は得たのか。
h.施設廃止の検討を行った経緯は。
i.本市設置の同様な機能を備えた施設の利用及び多種多様なサービスを提供する民間施設の利用促進を図るとは具体的にどのようなイメージをしているのか。
j.民間事業者が資金調達から施設設計、改修工事、維持管理・運営を行い、公共サービスを提供するとし、市がサービス購入費を支払うとしているが詳細の内容は。
k.施設改修の基本方針の中にデジタルコンテンツを活用としているが、具体的にどのようなものか。
―――質問と答弁の要旨―――
Q1 サピオ稲荷山は稲荷山環境センターの余熱を熱源として利用する健康増進施設であるが、今度の計画では、どのように余熱利用するのか。
A1 プールなどを廃止した後の稲荷山環境センターの余熱利用については、民間事業者から具体的な提案を受ける中で、余熱を有効に活用できる提案を要求していく。
Q2 稲荷山環境センターを造る際に地域住民から反対意見があり、健康増進施設と一体のものとすることで合意し、信頼関係を築いてきたはずだが、温浴施設の廃止などについて、事前に丁寧な説明を行い、合意は得られているのか。
A2 6月下旬には地元説明会を開催する予定であり、こうした中で地元自治会との合意形成に努めていく。
Q3 今回の事業は慎重さが感じられず、性急に事を進めているように感じる。事業に失敗した場合、全責任は執行機関の長である市長にあると思うが、市長はそこまで腹をくくっているか。
A3 この事業に限らず市の施策の最終的な責任は私にあり、持続可能な環境を残すことは私も含め22名の議員も同じ責任を負っている。現実的に年々拡大をしていく利用料金と維持管理費の差分、つまり赤字分をどのように埋め合わせていくのか、今のまま残せというからには、具体的な提案を示す責任と将来の財政についても一議員として責任がある。建設的な議論により、次世代にも持続可能で多くの世代が楽しめる施設となるよう協力をいただきたい。
Q4 狭山市が行おうとしているPFI(RO方式)でデジタルコンテンツを活用している他の自治体はあるのか。
A4 現時点において、ほかの自治体でそのような施設はない。