狭山市議会トップ

一般質問要旨

会議名

令和6年9月 定例会(第3回)

質問日

令和6年9月18日 (一般質問)

議員名

酒井英男 (健政会)
録画を再生

通告内容

1.消防団の活動環境等について
2.市内企業の脱炭素化について

質問要旨

1.消防団の活動環境等について
(1)業務の電子化等
a.出動や活動実績等の報告事務を電子化する考えは。
b.災害情報取得や管理のための情報端末や通信環境の整備についての考えは。
(2)装備、車両、施設等
a.団員の防火衣等の整備状況と更新計画は。
b.車両の保有台数と種別は。
c.今後の車両更新計画は。
d.大規模災害に備えた多機能型車両の導入の考えは。
e.老朽化する消防団車庫の更新計画は。
(3)女性消防団員
a.女性消防団員の現状と活動内容は。
(4)今後の方策
a.消防団の強化に向けて具体的な方策は。

2.市内企業の脱炭素化について
(1)狭山サスティナビリティトランスフォーメーション(略称SSX)
a.市内企業の温室効果ガス排出量の現状は。
b.SSXとはどのような取組みか。
c.サスティナビリティトランスフォーメーションとは何か。
d.SSXはどのような組織体制で実施しているのか。
e.昨年度の取組み内容と成果は。
f.昨年度の取組みを通じて見えてきた課題は。
(2)地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築事業
a.地域ぐるみでの脱炭素経営支援体制構築事業とは。
b.脱炭素経営とは。
c.どのような支援が受けられるのか。
d.ダイア5市で実施するとのことだが実行体制は。
e.地域ぐるみとSSXの関係は。
f.企業の現状をどのように把握しているのか。
g.具体的な事業内容は。
h.金融機関が重要な役割になると思うが、金融機関の現状は。
i.なぜ銀行でなく信用金庫なのか。
j.本年度末の到達点のイメージは。
(3)今後の展望
a.今後、企業の脱炭素を進めていくうえでの課題は。
b.課題に対するアプローチに必要なものは。
c.今後の展望は。


―――質問と答弁の要旨―――
◆分団車庫に情報通信環境の整備
Q1 災害情報取得や管理のため情報端末や通信環境を整備する考えは。
A1 大規模災害の発生や災害の発生が予見される際には、市内の災害発生状況や気象状況などの情報を消防団と速やかに共有し事態に対処する必要があるため、通信環境の向上を図っていくことは重要であり、情報端末により消防団活動のデータを管理することで、団員の負担軽減につながる効果も期待できることから通信環境や情報端末などの整備について検討していく。
◆消防車を運転できる団員の確保
Q2 3.5トン以上の消防団車両を運転できる準中型自動車免許の取得に対する助成などの考えは。
A2 団員の免許取得状況の推移を注視しながら、免許取得の助成などについて検討していく。
◆大規模災害に備えた車両
Q3 多機能型車両導入の考えは。
A3 大規模災害時には消防職員だけでなく、消防団員にも救助活動を担っていただく必要があるとの考えから、消火機材に加え、チェーンソーやエンジンカッターなどの救助資機材、またAEDや担架の救急機材なども装備が可能な多機能型消防車のほか、軽車両の小型消防車や、団員の輸送を目的とした機動連絡車などを導入する自治体もあることから、事例を研究し導入について検討していく。
Q4 女性消防団員の現状と活動内容は。
A4 主な活動としては、災害現場での活動だけでなく、単身高齢者宅へ防火に関するメッセージカードを送付するなど、市民に寄り添ったきめ細やかな活動を展開するとともに、スポーツ少年団や自治会、保育園や幼稚園など様々な団体の救命講習会へ赴き、普及啓発活動に従事している。
 また、今年度からは、市内小中学校のPTA成人教育学級で、AEDの取扱いや心肺蘇生法などの講習会を開催するなど、救命率の向上に繋がる活動も積極的に行っている。
Q5 消防団の強化に向けた具体的な方策は。
A5 地域の防災力が減退することのないよう、令和5年度に機能別消防団員制度を創設するなど、新たな取り組みを進めている。
 また、大規模災害では消防職員だけでは手がまわらないため、救助活動や地域住民の避難誘導を担う必要があるなど、消防団に期待する新たな任務も見えつつあることから、こうした状況を踏まえ、消防団のあり方を検討しつつ、今後の体制や装備の充実強化を図ってまいりたい。

メニュー