平成26年 12月 定例会(第4回)
平成26年12月3日 (一般質問)
笹本英輔 (新しき)
1.交通安全・防犯
1.交通安全・防犯
(1)歩きスマホ・自転車スマホ対策
【1】狭山市内の、歩きながらのスマホ操作や自転車に乗りながらのスマホ操作が大きな原因である事故等の状況を把握していますか。
【2】狭山市内の、歩きスマホや自転車スマホが大きな原因となって犯罪被害に遭う事例はどのようなものが報告されていますか。また、その数はいかほどですか。
【3】狭山市内での歩きスマホや自転車スマホの注意喚起はどのように行っていますか。
【4】市内小中学校で、平常授業や交通安全教室などで歩きスマホや自転車スマホの危険性について、子ども達にどのように伝達をすべきと考えていますか。
【5】民間企業や関係諸団体等と連携して歩きスマホや自転車スマホの危険を喚起する方策はどのようなものを考えていますか。
-----質問と答弁の要旨-----
◆危ない「ながらスマホ」
Q1市内での歩きスマホや自転車スマホの注意喚起はどのように行っているか。自動車や自転車のながらスマホに対して、どのような方法で啓発を強化するのが効果的と考えているか。
A1スマートフォン操作中の事故発生は、報道などでマナーの悪さが報じられており、市としても交通安全教室を通じ、小中学生を対象に歩行中や自転車乗用中のスマートフォン利用の危険性やマナーの向上に努めている。交通安全教室では、ながらスマホの危険性も周知しているが、さらなる強化を図るため、ホームページはもとより自治会などと連携し周知したい。
◆小さな頃から啓発を!
Q2市内小中学校で、平常授業や交通安全教室などで歩きスマホや自転車スマホの危険性について、子どもたちにどのように伝達をすべきと考えているか。
A2学級活動の時間などで県からの通知や資料を活用したり、事故の実例を挙げながら危険性を伝えるとともに、交通安全教室でも事故の様子を実演して見せたり、ロールプレイなどの体験的な活動を取り入れたりして、危険性を実感できるように伝えたい。
◆本当に「私だけは大丈夫」?
Q3歩きスマホやながらスマホの危険性は、どうしたら伝わり、周知できると考えているか。
A3大手通信会社でも対策を進めているが、利用者のモラル向上が不可欠と考えている。そのためには、歩きスマホなどの危険性を積極的に啓発することが重要と考えている。また、警察でも、免許証の更新時などの機会を捉え、周知していきたいとのことであった。
◆条例制定は是か非か?
Q4密集地や階段、駅のホームなどでTPOを限定しつつも、歩きスマホを規制する条例を定めるべきだという意見も出ているが、これについてどのように考えているか。
A4事故や犯罪の発生事例から、危険性は十分認識しているが、まずはスマホ利用者のモラル向上を図ることが優先と考えている。歩きスマホを限定とした規制は非常に難しい問題もあり、条例の制定は考えていない。