平成27年 3月 定例会(第1回)
平成27年2月26日 (一般質問)
町田昌弘 (志政会)
1.道路
2.入間小学校跡地
1.道路
(1)県道川越入間線
【1】入間小学校跡地北側を利用した歩道整備について、仮囲いが撤去され、今こそ、
早急な整備が必要と考えるが、埼玉県との協議の進捗状況。
【2】入間小学校跡地北側歩道整備と併せた踏切手前交差点までの歩道確保についての
見解。
(2)県道所沢狭山線
【1】入曽交差点から水野(月見野)交差点までの歩道整備についての見解。
(3)道路整備計画
【1】今後の市南部の道路についての整備方針。
2.入間小学校跡地
(1)暫定利用
【1】仮囲いが撤去されたが、暫定利用についてどのようなプランで進めていくのか。
(2)施設整備
【1】暫定的利用でも、最低限卜イレや水道といった施設の整備が必要と考えるが、お考
えは。
(3)管理方法
【1】適切な管理が重要だが、誰がどのように管理していくお考えか。
-----質問と答弁の要旨-----
◆入間小跡地の仮囲いが撤去された今こそ早急な対応を
Q1 入間小跡地北側の歩道整備について、埼玉県との協議状況と踏切までの一帯化した歩道確保の見解は。
A1 跡地の一部を活用し、早期に歩道整備ができるように、川越県土整備事務所に要請した結果、現在、歩道整備に向けての事前作業として、測量・設計業務を実施しており、県はこの業務終了後、来年度に市と協議し、早目に整備するとの回答。歩道確保は、同事務所では、跡地の部分と同様に、入曽交差点付近の歩道未整備部分から踏切までの間の両側を整備するとしているが、民有地であり、協力が得られるところから整備していくとの回答である。
Q2 市道幹第15号線は電柱の移動や歩道整備、県道川越入間線は右折車線の確保や歩道整備等の課題があるが、それぞれ具体的な整備方針は。
A2−1 第15号線は、連続した歩道の整備や道路確保が現状では難しい状況である。また、電柱移設の地元の要望もあるが、まずは通学路の歩道部に歩行者のたまり場を設けることを優先に、用地の取得に向け交渉を進めている。本路線の北側は、歩道の有効幅員を2mとした整備の基本方針を定め、土地利用が発生した際は、土地所有者に用地の協力を交渉していく。
A2−2 県道川越入間線は、埼玉県では路線としての具体的な整備計画は策定していないが、交差点部の右折帯の確保や歩道の整備などは、県に対し要望している。今後も引き続き早期に整備が図られるよう要望していく。
Q3 県道所沢狭山線の入曽交差点から水野(月見野)交差点までの歩道整備についての見解は。
A3川越県土整備事務所では、現時点で具体的な方針はないとの回答だが、市としては、交通量も多いことから、歩行者などの安全確保のため、引き続き川越県土整備事務所に整備を要望していく。
Q4 今後の市南部の道路の整備方針は。
A4 市南部地域は、都市計画道路の密度が不足しており、それに対応した幹線道路や駅へのアクセス道路の整備や拡充が必要であることから、第3次総合振興計画や都市計画マスタープランの中では、道路整備の構想が位置づけられているが、幹線道路や駅へのアクセス道路の整備は、そこで生活を営んでいる多くの地権者の理解と協力が必要であるとともに、多額の財源も必要となる。そこで、主要な幹線道路は、現実的にできる部分を優先しながら、長期的なスパンの中で整備に取り組んでいく方針であり、また、駅周辺の構想道路は、地元の機運を見定めながら計画策定に取り組んでいく。
◆安全面に配慮し、適切な管理を
Q5 仮囲いが撤去されたが、暫定利用はどのように進めていくのか。
A5 同地域の面的な市街地整備が行われるまで有効活用の観点から、災害時の地域住民の一時的な避難場所として、また安らぎやコミュニティの形成の場として活用を図る。
Q6 暫定的利用でも、最低限トイレや水道の整備が必要と考えるが、いかがか。イベントなど多くの人が集まる際は、それらの設備がない旨を十分に周知して、仮設トイレの設置等を促してみてはどうか。
A6 トイレや水道の施設整備には、その設置に、多くの費用が必要であり、あくまでも暫定利用であるため、現在のところは予定していない。
Q7 管理者が適切に管理することが重要だが、具体案はあるのか。
A7 跡地の管理は市が実施すべきものであるが、暫定利用であっても、地域住民の利用が主体となるため、今後、地元自治会などの利用者に、できる限りの協力をお願いしていきたい。