平成27年 6月 定例会(第2回)
平成27年6月12日 (一般質問)
土方隆司 (新政みらい)
1.狭山市の活性化のために
1.狭山市の活性化のために
(1)情報の発信
【1】狭山市の知名度を向上させることへの市の見解は?
【2】狭山市の知名度を向上させるための市の取り組みは?
【3】市外へ広く狭山市を売り込むための「資源」はどのようにとらえているか?
【4】それらの資源をどのように活用するのか?
【5】市外で狭山市の宣伝をすることへの市の見解は?
【6】民間との連携に対する市の見解は?
【7】自治体間競争に対する市の見解は?
【8】自治体間競争に市はどのように対応するのか?
-----質問と答弁の要旨-----
◆積極的な情報の発信
Q1知名度向上に対する市の見解と取り組みは。
A1交流人口や定住人口を増加させるには、狭山市に関心を持ってもらうことが重要で、知名度向上は郷土愛醸成につながり、住みたい動機になると考える。その取り組みは、フェイスブックやツイッターといったSNSなど、インターネットを活用した対外的な情報発信と、新聞やテレビなどマスメディアに向け情報を発信するパブリシティ活動で、積極的かつ戦略的な情報発信をしている。
◆広報の広報
Q2公式ホームページやフェイスブックなどの広報媒体の周知はどのように行っているか。
A2公式ホームページをはじめ、インターネット上の媒体同士での連携はもちろん、広報さやまやケーブルテレビの市政情報番組でも紹介している。特に、モバイルサイトは、行政情報サイトの公式メニューとなっている。また、狭山市入間川七夕まつりや成人式など、さまざまな機会を捉えて周知を図っている。
◆親しみやすい広報
Q3誰もが親しみやすく分かりやすい広報にするために、漫画やアニメを取り入れてはどうか。
A3絵や漫画、アニメといった手法も非常に有効と考えている。今後は資源のPRだけでなく、市政への理解を深める観点からも活用を考えていきたい。
◆狭山市の宣伝
Q4湯茶接待を都内で行うなど、市外での宣伝活動に対する市の見解は。
A4戦略的なプロモーション活動としての必要性は感じており、最適な手法などを検討していく。
◆夢のある施策
Q5スポーツやメディアなど民間との連携に対する見解は。
A525年4月に締結したダイア4市と西武鉄道との協定や、今年3月にダイア4市と日高市が西武ライオンズと締結した協定に基づき、スポーツ振興や青少年の健全育成、地域振興といった多様な分野で共同事業を実施していく。
◆資源の発掘と活用
Q6狭山市の資源をどのように捉え、どのように活用するのか。
A6狭山茶やサトイモといった全国ブランドの農産物、智光山公園などの都市公園、七夕まつりや航空祭などのイベントが市の資源。また、施策面では中学生までの医療費無料化や小学校1年時からの英語教育なども資源と考えており、狭山らしさを象徴するものは積極的に活用したい。
◆狭山市の特性を活かす
Q7他市との差別化を図る活用とは何か。
A7こども動物園など他市にない狭山の強みを強調し、智光山公園わくわくまつりのように、複数の資源の連携、融合、共有によって資源の価値を一層高めていく取り組みも必要と考えている。
◆他市との連携
Q8他市が保有する資源との連携とは、どのようなことか。
A8ダイア4市で観光部会を立ち上げたので、4市が所有する資源を活用した広域的な観光施策についての協議が進むものと期待している。
◆人口減少対策
Q9自治体間競争に対する市の見解と対応は。
A9転出超過が本市の人口減少の要因の一つであることから、定住人口や交流人口を増加させるため、企業や大学などの誘致が有効と理解しているが、多くの自治体が同様の施策を実施した場合、自治体が疲弊するだけになることも懸念されている。狭山市では、持てる資源に磨きをかけ、少子化対策にも寄与する、実効性のある施策を検討し実践していきたい。
◆転出超過対策
Q10人口減少の大きな要因である転出超過に対する市の見解は。
A10市内での雇用創出は、定住促進とともに転出超過に歯どめをかける施策として、有効と考えている。
◆郷土愛
Q11実効性の高い施策の検討と実践とは何をどのように図るのか。
A11狭山市まち・ひと・しごと創生総合戦略推進本部を立ち上げた。今後、人口減少や少子化対策への効果的な取り組みについて、具体的な施策を検討していきたい。